目次
インナーチャイルドとは
インナーチャイルドとは、「内なる子供」と訳されるとおり、
心の中にいる「小さなころの自分」です。
子供だったあなたが、親や周りの人の心ない言葉やショックな出来事によって傷つき、
そこで成長が止まってしまった自分を、大人になってからもずっと心に住まわせているのです。
大人になってからの思考や行動、無意識にわいてくる感情は、このインナーチャイルドの影響を受けていることが多々あります。
だいたい10歳ごろまでの体験が、今の自分に大きな影響を与えているといいます。
インナーチャイルド(傷ついた子供のころの自分)を癒すことで、
今のあなたへの影響が変わり、思考や行動、感情にも変化が訪れます。
インナーチャイルドの癒し方
インナーチャイルドを癒す方法は、さまざまなアプローチがありますが、
潜在意識により深くはたらきかけることができる環境での、シンプルな方法にトライしてみましょう。
潜在意識にはたらきかけやすい環境
まずは、環境づくりを心がけましょう。
潜在意識にはたらきかけやすい環境とは、一言で言うと
リラックスできる環境のこと
です。さらに言うと、
・朝起きた瞬間
・夜寝る直前
などの、リラックスより一段階深い「まどろみ状態」がおススメです。
まどろみ状態は、潜在意識と顕在意識の境界線があやふやになっており、
イメージしたことがそのまま潜在意識にまで到達しやすいためです。
他にも
- クラシックを聴きながら椅子に深く腰かけ、深呼吸をする
- 子供の昼寝に付き添い、ぬくもりを感じながらゆったり横たわる
- お風呂にキャンドルを灯し、アロマを香らせながらゆっくり入る
などの環境でもOKです。
実践ワーク
ワークの実践には、次の音源を使います。
音声の誘導の通りに、イメージをしていってください。
途中で雑念がわいてきたり、「これ、本当にできてるのかな?」という不安がでてきても、あまりそこに執着せず続けてみましょう。
ワークを終えたら
ワークが終わったら、インナーチャイルドの様子はどんなだったか思い出してみましょう。
- 子どもの頃のあなたはどんな様子でしたか?
- 何を言っていましたか?
- どんなことをして遊びましたか?
呼びかけに対するインナーチャイルドからの答えは、 あなたの心や考えとして浮かんできていたはずです。
「これって自分が勝手に想像したことじゃないのかな?」
と不安に感じるかもしれませんが、
”インナーチャイルドが私たちの思考に影響を与えている”
と考えるならば、勝手な想像=インナーチャイルドの答え なのです。
よくある質問
Q.ワークの頻度はどのくらいがいいですか?
「毎日ワークをしないといけない?」
「どのくらいの頻度でしたほうがいい?」
というご質問をよくいただきますが、人それぞれでOKだと思います。
どのくらいインナーチャイルドが傷ついているか、というのは人によって違うからです。
目安としては、
「子供のころの経験を思い出しても、心がざわつかなくなるまで」
何度も繰り返しワークをやってみてください。
Q.うまくイメージができない場合どうすればいいですか?
うまくイメージができない、というのは潜在意識に入ることを拒否している状態です。
自分の中にあるネガティブなものを見たくない、まだ覚悟ができていない、という場合にそのような状態になることが多いようです。
無理してワークをすすめようとせず、まずはアウトプットワークやメンタルブロックの浄化で心の中にあるネガティブの量を減らしてから、ワークに再チャレンジしてみましょう!
Q.どういう問題を感じた時にワークをやるといいですか?
基本的にインナーチャイルドは一生を通して向き合っていく存在です。
最初は集中的にやってみて、その後は、
- 最近物事がうまくいかない
- よかれと思ってやったことが空回りしている
というような時にワークをしてみるといいと思います。
最後に
あなたは、いつでも自分の中の子どもに会いに行って遊べます。
子どもの頃のあなたの心の傷を癒やすと、今のあなたはどんな風に変化するでしょうか?^^
子どもは本来、自由、わがまま、自分勝手な生き物。
そんな子ども時代を受け入れてもらったら、人は自信をもって生きていけます。
心の中の子どもには、やりたいことを自由にさせてあげてくださいね!
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