こんにちは!小崎(こさき)まきこです。
今日は、多くの人が抱いている漠然とした幸せのイメージについて、
解説していきますね!
目次
幸せとは何か?
突然ですが、幸せについて考える前に、
幸せの反対ってなんだと思いますか?
「不幸」と思う人も多いかもしれませんね。
これは私の考えですが、
幸せの反対は不足感である
というふうに感じます。
それは私が、幸せ=豊かな心
ととらえているからです。

何を手にいれても「もっともっと」と求める人は、
その根底に不足感があり、きっと幸せを感じてはいないはずです。
でも、「手に入れたものを周りに与えたいから求める人」というのは、
不足感ではなく、それゆえ貪欲にもなり得るのだろうと思います。
己が満たされるために求めるのか。
他者に与えることで己が満たされるのか。
なんだか禅問答みたいですが(笑)、
バラエティ番組でおなじみのイモトアヤコさんのインタビュー記事をご紹介します。

(記事抜粋)
(インタビュアー)世界を回ってきた中で今、幸せや豊かさについてどんな風に感じておられますか。
(イモトさん)「ミャンマーの小さな村でロケをした時に、合間に地元の子どもたちと遊ぶうち、2人の男の子と仲よくなったことがあります。ロケが終わって帰る時に(中略)ミャンマーのお菓子をくれたんですね。持ってるお菓子を全部。
(中略)
お返しにこっちも日本から持ってきたお菓子をあげたんですが、切ない感じがしました。たぶんあの子たちは、もらったものも村のみんなで分けるということで生きてきた。
一方、私たちは所有することへの安心感で生きている。すべてを捧げられる心を持ってる子たちが豊かで幸せなんだろうなあ、ってすごく思いました。」
不足感とはどういう状態?
「いやいや、私が求めている幸せはそんな物質的なものじゃないわ!」
「そういう人もいるよね~私は違うけど。」
と、他人事のように感じる方もいらっしゃるかもしれません。
ここで、“幸せ”を求めている人が陥りやすい考え方を、
具体的にわかりやすいエピソードでご紹介しますね。
「気持ちわかる・・・」と少しでも思ったそこのあなた!笑
今が自分に問い直すチャンスです(^^)

本当の幸せとはなにか?結婚したいA子さんの話。
ある日ひとりの女性が結婚相談所に登録しにきました。
仮にA子さんとします。
 A子
A子
 アドバイザー
アドバイザー
A子さんはカルテに、理想の男性を思い描いて希望条件を書き込みました。
 アドバイザー
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 A子
A子
 アドバイザー
アドバイザー
 A子
A子
 アドバイザー
アドバイザー
 A子
A子

面談後、お相手から断られてしまったA子さん。
 A子
A子
 アドバイザー
アドバイザー
お相手のことをもっと知ろうとしてみてはいかがでしょうか?
 A子
A子

2人目との面談後、またも断られてしまったA子さん。
 A子
A子
 アドバイザー
アドバイザー
 A子
A子
 アドバイザー
アドバイザー
 A子
A子

こうして次々と面談を重ねたA子さんでしたが、お相手からは断られてばかり。
 アドバイザー
アドバイザー
というアドバイスに、A子さんは少し妥協してみることにしました。
でもなかなかいいお相手は見つからず、進展がありません。
本に書いてあった婚活ファッションでのぞんだり、笑顔を絶やさず相手の話を聞くようにしたり、女性らしい気遣いをしたりしているのに・・・。
 A子
A子
とだんだん不信感がつのってきました。
 アドバイザー
アドバイザー
 A子
A子

 アドバイザー
アドバイザー
 A子
A子
 アドバイザー
アドバイザー
 A子
A子
 アドバイザー
アドバイザー
 A子
A子
 アドバイザー
アドバイザー
週末にお友達とランチしたりジムに行ったり、長期休暇や有給休暇を利用して年に1度海外旅行に行くことだってできます。
もっと言えば結婚しなくてもできますよ
私は派遣社員でこの先一人では生活が厳しいし、できれば養ってもらいたいんです。仕事も疲れちゃって早くやめたいんです。寿退社だったら堂々と辞められますよね。
私はこれまで自分磨きにはお金をかけてきましたし、外見だってそんなに悪くないと思うんですけど・・・。こんなに妥協してるのに、なぜみんな本当の私を見てくれないんでしょうか?
 A子
A子
「結婚したら幸せになれる」という思い込み
これはフィクションなので、多少わかりやすく書きましたが、
彼女の中で、優雅な生活は
「結婚して専業主婦になる」ことでしか叶えられない
と思い込んでしまっていることが問題なのですね。
また、自分のことをよく知らず、
「専業主婦になって優雅な生活を送る」
という状況をつくることが自分の幸せ
だと考えているのです。
なぜ専業主婦になって優雅な生活を送りたいのか聞いてみても、
- 友達もそうだから
- 昔から憧れていたから
- お金の不安がなさそうだから
という理由しかかえってきません。
自分に向き合うことができていないので、
もっとよく考えてみてくださいと言われても、これ以上の理由が思いつかないのです。

A子さんの本当の幸せとはなんなのでしょうか?
それを叶えるのが本当に結婚なのでしょうか?
結婚とはただの器でしかありません。
そこにどんな幸せをつめこむのかは、
A子さん自身が具体的に思い描くことでしか実現しません。
目に見えるうわべの幸せではなく、
こころが求める幸せとは何なのか、
A子さん自身が自分に向き合い、考え、答えを出し、
幸せを形作っていくしかないのです。

幸せがある場所
このA子さんのように、幸せになる方法ばかりにこだわって、
求める幸せの本質を見失っている人は多いです。
幸せとは、誰かに羨ましいと言われるものでも、優越感を得られるものでも、
過去の自分をなぐさめるものでもありません。
こだわりやプライド、思い込みや世間体など、全て捨て去って何も持っていなくても、満たされている感覚そのもの
です。

幸せとは外側ではなく、内側にあるもの。
ぜひあなたの中にある幸せの種を見つけてみてくださいね。



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